格安サーバーに移転して節約
たくさんの保有サイトをどうするか
年末になり、サイトの管理や整理をはじめました。
ネットショップやアフィリエイトを始めたのが2007年ですので、趣味サイトも含めて、たくさんの保有サイトがあります。
しかし最近は、モチベーションの低下や加齢もあり、ネットショップ運用やアフィリエイトの作業もあまりしなくなっていました。
その結果、独自ドメインやサーバーのランニングコストだけが発生する羽目になりました。
閉鎖はもったいない
こういう場合、サイトを閉鎖するのが一般的かもしれません。
しかし、またネットショップやアフィリエイトをするかもしれないので、閉鎖するのはもったいないところです。
たとえば画像の素材サイトの場合、直接的に利益が発生しなくても、被リンクがたくさん集まっていれば、SEO的に価値があります。
管理人も、こうした素材サイトを運営していて、SEO的にも活用しています。
レンタルサーバー代金を節約
というわけで、閉鎖せずに運用を続けるためにはどうすればいいか。
激安のレンタルサーバーに移転すればいいというわけです。
独自ドメインのURLはそのまま
独自ドメインで運用しているサイトなら、URLそのままで移転できるため、レンタルサーバー代金を節約できます。
一つのサーバーにまとめて移転
しかも、複数サイトを一つのサーバーにまとめて移転すれば、さらにお得です。独自ドメインを複数設定できる格安レンタルサーバーもあります。
例えば
ロリポップなら、最安値プランでも50個の独自ドメインを設定できます。
サーバー移転は簡単
知識がなくてもOK
サーバー移転というと、難しそうです。業者に頼む必要があるのではないか、と思う方もいるかもしれません。
しかし、あまり知識のないサイト運営者でも、手順通りにやれば、短時間でできます。
ネットショップ運営においても、サーバーの使用料が高いと思ったら、業者に頼まなくても、店主自身の手で移転作業をすることができます、
というわけで、独自ドメインで運用しているサイトを、URLそのままで、激安レンタルサーバーに移転するやり方をご紹介します。
XREAからロリポップに移転
ロリポップを選ぶ
今回は、激安レンタルサーバーとして、ロリポップを選びました。
選んだ理由は、まずは安さです。
月額100円ですから、ランニングコストもあまり気になりません。
最安値プランでも、独自ドメインを50個も運用できるのも大きな利点です。
GMOペパボが運営
しかも、ロリポップは、
GMOペパボという東証一部上場の大きな会社が運営しているので、安心して利用できます。
解説サイトが豊富
なによりロリポップは、古くからあるサービスで、使用者が多いため、解説サイトが豊富にあります。
もちろんサーバー移転の解説サイトもたくさんあります。
XREAからロリポップにサーバー移転
主な作業手順
主な作業手順は、下記の通りです。
面倒そうですが、実際にやってみると単純作業です。
移転先となるロリポップのサーバーを用意
- ロリポップのサーバーに独自ドメイン設定を追加
- サイトのファイルをロリポップのサーバーにアップロード
- ネームサーバの変更
- htaccessで、URLのwwwありなしを統一する
バリュードメインで運用する独自ドメインのサイト
今回は、XREAのサーバーで運用していた独自ドメインのサイトを、ロリポップのサーバーに移転しました。
独自ドメインは、バリュードメインで運用しています。
では、さっそく実際の作業に移ります。
サーバー移転作業の開始
移転先となるロリポップのサーバーを用意
まずは、移転先となるロリポップのサーバーを用意します。
ロリポップの公式サイトから申し込みます。
ロリポップのサーバーは、10日間無料お試しがありますので、安心して申し込みできます。
ロリポップのサーバーに独自ドメイン設定を追加
申し込んだら、運用サイトの独自ドメインを、ロリポップのサーバーに追加します。
解説サイトの手順通りにやれば、簡単にできます。
独自ドメインのURLを記入して、「設定ボタン」をクリックすればOKです。
「公開(アップロード)フォルダ」のフォルダ名については、任意で良いとなっていますが、わかりやすいように、独自ドメインと同じ名前にするのがオススメです。
「設定ボタン」をクリックすると、下記の図のように、自動的にフォルダが生成されます。
サイトのファイルをロリポップのサーバーにアップロード
サイトのファイルを、ロリポップのサーバーに、アップロードします。この際、「FFFTP」などのFTPソフトを使って、フォルダごと一気にアップするのが効率的です。
DNS(ネームサーバー)の変更
続いて、独自ドメインを運用している「バリュードメイン」の管理画面にアクセスして、ネームサーバの変更を行います。
DNS(ネームサーバー)というのは、直感的に説明すると、下図の役割を果たしています。詳しいことは分からなくてもOKです。
バリュードメインの管理画面では、ロリポップのDNS(ネームサーバー)のアドレスを、所定の箇所に記入します。
ロリポップのDNSのアドレスはこちらの解説ページに掲載されています。
uns01.lolipop.jp
uns02.lolipop.jp
DNS(ネームサーバー)の変更を行えば、サーバー移転の主な作業は完了です。
設定が反映されるまで待つ
ネームサーバの変更後は、すぐには設定が反映されないため、しばらく待つ必要があります。
ロリポップのサーバーにアクセスできるようになるまで、24時間ほどかかる、と書いてあります。実際には、30分もかからず、ロリポップのサーバーにアクセスできるようになりました。
移転できたかのチェック
サーバー移転が完了しているかどうかのチェックは、IPアドレスを調べてもいいですが、単純にトップページなどに変更を加えてみて、それが反映されるかどうかを確認するだけです。
URLのwwwありなしを統一する
最後に、htaccessというファイルを利用して、URLのwwwあり・なしを統一する設定をします。
- http://example.com/
- http://www.example.com/
すなわち、上記のどちらのURLにアクセスしても、同じURLにアクセスできるようにする作業です。

htaccessについては、こちらの
解説ページが参考になります。
解説ページを参考にしてhtaccessファイルを作成し、アップロードします。属性(パーミッション)の設定も行っておきます。
このwwwあり・なしを統一する作業は、不要といえば不要です。 ただ、SEOを抜かりなく行うなら、一応設定しておいた方が良いかもしれません。
実質的に15分程度の作業
以上で、XREAのサーバーと、バリュードメインで運用していたサイトを、ロリポップへのサーバーへ移転する作業が完了です。
サーバ移転作業は、慣れれば、実質的に15分程度の作業で終わります。
サーバー代金の節約にいかがでしょうか。
サーバー移転をしてみた感想
思ったよりも簡単
実際にやってみて、思ったよりも簡単だった、という感想です。
サイトを数十個も持っている場合でも、ワンパターンの作業で済みます。
解説サイトのおかげ
それもこれも、ネット上にたくさんある解説サイトのおかげです。
あまりWEBに詳しく方が、独自ドメインやレンタルサーバーを利用する場合は、解説サイトがたくさんある有名サービスを利用するのがポイントです。
この点からみても、やはり老舗のロリポップはオススメです。
表示速度
最安値プランということでサーバの重さが気になっていましたが、サクサク表示されています。 数値を計測したわけではないですが他の格安サーバーより表示速度が早いと感じました。
https://lolipop.jp/
ロリポップの公式サイトはこちらです。
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